ごあいさつ

昨今では大手仏壇量販店や家具販売店、100円均一点に至るまで安く便利な物が巷に溢れております。
いつ頃からでしょうか、人々は好んで使い捨ての商品を求めるようになりました。
それを言う私も日常生活で頼ることが多々ございます。

しかし、私共は製造業として1職人として御仏壇の業界だけはその流れに染まらぬように守り続けて行きたいと強く思います。
なぜなら御仏壇は人々が世代を通じて手を合わせる物であり、何より心のよりどころだからです。

当社に営業だけの担当はおりません。
皆『ものづくり』の難しさ、大切さを体感した者達です。

職人が直接お客様とお話しすることで意味のある打ち合わせが出来、『営業のみの人件費』が発生しないことで、お客様に撮ってもより意味のある仕事が出来ることに意義を感じているからです。
『TVラジオ広告』や『折り込みチラシ』等の広告費も製品の金額に含まれておりません。
御仏壇本体は全てメイドイン新潟の自社製作であり、このHPも代表自ら制作しております。
それは、お客様がご負担する金額は広告ではなく『御仏壇』のためにあるべきだと確信しているからです。

私共の夢は『本当にイイ物を作るあらゆる分野の職人と力を合わせ【職人の町・新潟】にすることです。』
「買い手は見る眼があり、作り手は拵える腕がある。」長く使える大切な物を選んで頂きたいのです。
家族で営む小さな会社ではございますが、私共の想像できる限りのことを可能な限り実現に向け日々精進して参ります。

お仏壇のこと

木地

 

当社は元々お仏壇の木地屋でした。

先代の時に完成品まで仕上げるようになり、現在ではそのノウハウを活かしそれぞれのお客様の『ご予算』『寸法』『宗派』『その他ご要望』に沿ったお仏壇を、一つ一つ丹精込めて製作しております。
現在では木地からお仏壇を作ること自体が珍しくなり、それが当社のもっとも大きな特徴になりました。

木地はお仏壇の基礎です。

たとえ仕上がりが美しくとも、基礎がしっかりしていないお仏壇は長持ちしません。

塗られてしまえば見えなくなる木地ですが、だからこそ大切にしております。

塗り

 

①強固に美しく仕上げる
最低でも、下地は3回・中塗り1回・上塗り1回・本塗り1回は手をかけます。

なぜなら下地が薄いと経年の劣化ではがれてしまう可能性があるからです。

そして言葉で伝えるのは難しいのですが、薄くてカチカチのお仏壇より、厚くふっくらした光沢のあるお仏壇のほうが貫禄があって見栄えが良いのです。

 

②見えないところも塗る

例えば見えないからと言ってお仏壇の裏や屋根の上側などを塗っていないお仏壇は、木地むき出しの部分から少しずつ湿気が入り込み、果ては割れてしまうこともあります。

 

③丁寧な水研ぎ作業

「研ぎ」は塗りの行程の中でとても重要な行程です。

当社では下地の段階から、一回塗るごとに職人の手作業で丁寧に水研ぎしています。

お仏壇のすべての部品にほどこさなければいけないことと、素手を触れてはいけないので神経を使う根気の作業ですが、なめらかでふっくらとしたツヤに仕上げるためには欠かせない作業なので、製作するすべての塗り物にほどこしています。

金箔

 

金箔にもいくつもの種類があることをご存知でしょうか。
一般的にお仏壇に使われる金箔の中でも最も純金の含有率が高い1号色や、含有率が低く安価なため使われる頻度の高い4号色等があります。
写真では分かりづらいですが、大切なのは新調時の色ではなく経年による酸化の度合いです。

4号色が赤黒く変色する時期になっても1号色の金箔は当時の輝きのままです。

当社で使用する金箔は全て『金沢さんの1号色』に徹底しております。
お盆や正月の時期になると仏壇掃除のご依頼も多く受けますが、納品後10年以上経ったお客様の仏壇掃除に伺ってもホコリはあっても金箔は新品同様のままです。
それが、私たちが1号色をのみ使用する理由です。
10年後に後ろめたさを感じる製品は作りたくないのです。
お客様からこんな話を聞いたことがあります。
仏壇の営業さんから『お仏壇は年月が経つと金が赤黒くなって味わい深いいろになるんですよ。』これは言い換えれば1号色を使用していない口実です。
お仏壇は亡くなったご親族が住む家でもあります。
金仏壇においては、極楽浄土は常に明るく煌びやかであるべきだと私たちは考えています。

金具

 

金具には様々な種類があります。
まず加工方法として『プレス金具』『手打ち金具』があります。

プレスにはプレスにしか出来ない溝の深さや絵柄があり、手打ち金具には味のある個体差や美しさがあります。
当社ではお客様との話し合いの中でご要望に応じ見栄えよく選択します。
それぞれの個性を適材適所バランスよく打ちます。

また、表面の仕上げ方にも違いがあります。
例えば『本金メッキ』と『金色(きんしょく)』です。
本金メッキは純金をメッキ加工しているので純金そのものの色をしているのに対して、金色は独特の黄色っぽい色で人工的な色味なので見た目でその差は分かります。

さらに金色は錆や緑青(ろくしょう)が発生しやすいのに対し、本金メッキは保護力が高く耐久性が強いのが特徴です。

 

その理由は、純金をメッキ加工するまでに『乾燥』『下地』等のいくつもの工程があり、最後のコーティングに至るまで丹念な職人技があるからです。
それゆえ、価格は大きく差がありますが、当社では内金具のすべてを『本金メッキ』されたものを使用しています。

新調された時点での色も全く違いますが、長い目で見てもそのほうが良いと考えているからです。

 

こだわりは金具を打つ真鍮釘にもあり、真鍮釘も全て本金メッキ加工しています。

そうしなければ経年で酸化し左下の図のような違いが現れるからです。

たかが釘、されど釘。 丹精込めて仕上げた御仏壇を釘のために台無しにしたくないのです。

外金具の模様の溝は全て当社にて『1号色の金箔』で金入れをしております。

仏具

 真鍮の仏具には大きく分けて3つあります。

①真鍮(おみがき) ②金色(きんしょく) ③本金メッキ の3つです。

当社でお付けする金の仏具は全て③の本金メッキを使用しております。

 

なぜなら①のお磨きですと、最初の内は良いのですが、数年後すぐに参加して黒ずみ、左図のようになってしまいます。

しっかりと磨けば元に戻るのですが、その後も同じように黒ずみ繰り返します。 また、白い磨き粉が溝に入り込み残ります。

そして、毎回仏具を取り出す際に仏具を倒してお仏壇を傷めてしまった例も多々あります。

②の金色(きんしょく)は色があまり美しくなく、本金メッキより耐久性が弱いので経年の使用で地金が出てきて、まばらに①と同じようになってしまう場合もあります。

③の本金メッキは①とは逆で、決して磨いてはいけません。

ホコリが気になったら柔らかい布で乾拭きをすれば純金の輝きを保ちます。

 

当社では金以外の真鍮仏具も、強固なものを使用しておりますので、扱い方は本金メッキと同じです。

 

宗派

御仏壇には様々な宗派による違いがありますが、屋根と柱の形状に関しては主に左図のようになります。

 

備える仏具による違いも多くあるのですが、ここでは新潟で最も多い『浄土真宗大谷派(お東)』の一例を紹介します。

 

左図の中央は内陣の仏具、下は机の上の仏具の一例です。

 主立ったものということであり、必ずしも写真と同じ仏具が正しいというわけではありません。

同じ宗派の仏具でも安価な物から高価な物まで多数種類があります。

また、それぞれのお寺様の方針によっても異なる場合があります。

お手入れ

①金箔にはさわらない

金箔には『塩分』『油分』『直射日光』を嫌う性質があります。

扱いなれていない方がさわってしまうと、擦れたりその部分だけ変色してしまうことがあります。 間違っても金箔をぞうきん等で拭かないようにし、もしホコリが気になるようでしたら私どもをお呼びください。専門の筆(羊毛)でホコリを払います。

 ②漆に水をつけない

漆は水を長く付けることで傷んでしまうことがあります。

多少でしたら問題ないのですが、こぼれたのを気づかないまま放っておいてしまわないように気を付けなければなりません。

花立ての水かさを低くしたり、水ぶきをしないようにすることで長持ちさせることができます。 当社で納めるお仏壇には、心配な箇所には全てポリカーボネートプレート(火と水に強く傷が付きにくい透明の板)を敷かせてもらいますので、そこまで気を使う必要はなくなります。

 ③植物原料のロウソク、煙の少ないお線香を使う

 

ロウソクには『石油性』と『植物性』があります。 石油性は火力が強く、黒煙が立ちやすいのでお仏壇が経年で黒ずんでしまいます。 多少高価でも長い目で見て植物性のものを使ってください。 特に私共がおすすめしているのは『蜜蝋入り』のロウソクです。 灯りがほのかで黒煙が立ちにくいのが特徴です。

新潟仏壇(金仏壇)

海外製品はもちろん、仕入れ仏壇は一切お取り扱いしておりません。

仏具一式から設置提案まで全て私たちで承らせていただきます。

仏具を私共でご用意させていただくのには理由があります。 今まで数多くのお仏壇を見てきましたが、仏具が宗派通りでないケースがほとんどです。 そして大抵の場合、お客様にそれについての説明はされていません。

そんな時は私たちの方から「仏具の宗派が違います」とは言いませんが、お客様から尋ねられれば正直にお応えするしかありません。 するとお客様は驚かれたりショックを受けたり、私たちも切なくなります。

加えて仏壇の『造り』も、何の説明もなく宗派通りでないことがほとんどです。

『 阿部仏壇が納めた仏壇 』として今後何代にも渡って残っていくものが、間違った製品であるわけにはいかないのです。 例えご予算の都合などで本式の仏具をお付けできなかったとしても、お客様が承知の上なのかどうかはとても重要なことです。

よって当社で納めさせていただくお仏壇に関しては、仏具のことも任せていただきます。 もちろんお客様のご要望を聞かせていただき、最良の選択をさせていただきます。

そして仏具も込みで納めさせていただく方が納品の効率も良く、他店で別に購入されるよりも結果的に割安になることも理由としてあげられます。

 

価格に関して

これまで当店ではホームページ上で価格の表記をしていませんでした。 それは、基本的に 『オーダーメイドで作らせていただくこと』 にあります。

お仏壇の価格は本体の大きさが全てではありません。 たとえ小さくても作り込まれている物は高価ですし、大きい割に安価な物もあります。

お仏壇の価格には大きく分けても ・宗派の違い ・木地の仕様 ・塗りの仕上げ方 ・金具の造り ・蒔絵の位 ・増し台や仏間の戸

等々、数多くの要素が含まれています。

私共はそれらをお客様との打ち合わせの中で厳選し、常にご予算以上のお仕事をさせてもらうつもりで、製品作りに取り組んでおります。

当店に来てくださるほとんどのお客様には、まずお客様が考えるご予算の範囲でどれくらいのことができるか全てご説明させていただき、納得していただいた上で製作に取りかかるという手順でやらせていただいています。

こちらから可能な仕様をご提案すると、お客様によって多種多様なご意見があります。

よって、私達は、全く同じお仏壇を作ることがありません。

そのことをご理解していただいた上で、製品をご覧ください。

もちろんショールームには展示品がございます。 しかし製作期間がかかるため、一度期に多数の展示をすることはできないことをお許しください。

めったに見ることのできない 『木地』 の段階の御仏壇もございますので、是非ご覧になってください。 そして価格のことでご心配がありましたら、いつでもご相談ください。 私共がお客様の気になることに、全てお答えいたします。


豆仏壇 前開き

【宗  派】浄土真宗(東)大谷派(上記写真)

【板戸蒔絵】蓮水(盛り絵)や金粉蒔絵を描くことができます。

【特  徴】掛け軸を3幅掛ける御仏壇で、当社では最小の物になります。 落ち着きのあるタメ色に仕上げ、宗旨に伴い小柱の色と造りが異なります。 板戸と引き出し前板に蒔絵を描くことができます。 板戸の蒔絵に関しては別途料金がかかります。 蒔絵以外の部分を当社の『木地師』と『塗り師』のみで作ることのできる、オリジナルの小型仏壇です。 納品の際は下に増し台を置き、高さ調整をします。 大きな御仏壇と変わらず、強固に造り美しく仕上げております。

【寸  法】高さ2尺5寸(76cm)、巾:1尺5寸(45cm)、奥行:1尺2寸(36cm)


20代 前開き
【宗  派】浄土真宗(東)大谷派

【板戸蒔絵】蓮水・蒔絵(他にも金粉蒔絵や木目等お選びいただけます。)

【特  徴】当社オリジナルの、通称20代と呼ぶ御仏壇です。 小柄ながらも可能な限り『新潟仏壇』の造りを守りました。 屋根は比較的簡素な造りではありますが、浄土真宗(東)特有の二重屋根を再現しています。 台風呂を引出しにし、大きめの金粉蒔絵を描きました。 蓮水や花鳥がとても映える御仏壇です。 前ランマの彫りは比較的彫りの深い『鳳凰』を施しており、お客様にとても好評です。 増し台を付ければ3尺間でも十分に立派な見栄えになります。

【寸  法】高さ:3尺5寸(106cm)、巾:1尺9寸(58cm)、奥行:1尺3寸(39cm)


20代 前開き

【宗  派】禅宗系

【板戸蒔絵】蓮水・金粉蒔絵(他にも盛り絵や木目等お選びいただけます。)

【特  徴】当社オリジナルの、通称20代と呼ぶ御仏壇です。 小柄ながらも可能な限り『新潟仏壇』の造りを守りました。 屋根は比較的簡素な造りではありますが、禅宗系特有の一重屋根を再現しています。

宗旨に合わせ、小柱を切り柱にし内陣を朱色に仕上げました。 壇枠や地風呂には標準で金粉蒔絵を描きます。 蓮水や花鳥がとても映える御仏壇です。 前ランマの彫りは比較的彫りの深い『鳳凰』を施しており、お客様にとても好評です。

増し台を付ければ3尺間でも十分に立派な見栄えになります。

【寸  法】高さ:3尺5寸(106cm)、巾:1尺9寸(58cm)、奥行:1尺3寸(39cm)

30代 前開き

【宗  派】浄土宗

【板戸蒔絵】蓮水・金粉蒔絵(他にも盛り絵や木目等お選びいただけます。)

【風呂蒔絵】扇面・金粉蒔絵

【屋  根】雨ブタ付き(金具あり)

【特  徴】写真はお客様の用途に合わせ台風呂を引き出しにしました。 各所に金粉蒔絵が冴え、洗練された統一感があります。 写真は浄土宗と言うことで内陣を朱色に仕上げましたが、各宗派に合わせ造ることができます。



30代 三方開き
【宗  派】浄土真宗(東)大谷派

【板戸蒔絵】蓮水・金粉蒔絵と盛り絵(他に蓮水など各種描けます。)

【内 金 具】本金メッキ仕上げ

【風呂蒔絵】花鳥・金粉蒔絵(タメ色)

【寸  法】高さ:5尺6寸5分(171cm)、巾:2尺3寸8分(72cm)、奥行:1尺9寸6分(59.5cm)

【特  徴】内方の板戸を蓮水の金粉蒔絵にすることで全体が締まります。 台風呂の戸を品のあるタメ色にし、花鳥の金粉蒔絵をあしらいました。 設置を工夫すれば、6尺間でも十分に美しく見栄えます。


30代 三方開き
【宗  派】浄土真宗(東)大谷派

【板戸蒔絵】蓮天・金粉蒔絵(他に蓮水など各種描けます。)

【内 金 具】ツヤ消し本金仕上げ

【屋  根】雨ブタ付き(金具あり)

【風呂蒔絵】蓮水・金粉蒔絵と花鳥・金粉蒔絵

【寸  法】高さ:5尺6寸5分(171cm)、巾:2尺3寸8分(72cm)、奥行:1尺9寸6分(59.5cm)

【特  徴】蓮天の金粉蒔絵は特に三方開きの場合映えます。 ツヤ消しの内金具に上品さと相まって荘厳の美しさがより一層引き立つ仕様です。 6尺間に設置し横いっぱいに板戸を広げた様は圧巻です。


50代 前開き

【宗  派】浄土真宗(東)大谷派

【板戸蒔絵】蓮天・金粉蒔絵(他に蓮水など各種描けます。)

【霊  具】花丸・金粉蒔絵

【屋  根】雨ブタ付き(金具あり)

【風呂蒔絵】蓮水・粉蒔絵と花鳥・粉蒔絵

【特  徴】50代では当社で一番ご注文の多い造りです。 造りの骨太な印象と、蒔絵や内陣の繊細さが共演します。


50代 前開き

【宗  派】禅宗系

【板戸蒔絵】蓮水・金粉蒔絵(他に蓮水など各種描けます。)

【前ランマ】龍・金粉仕上げ

【霊  具】花丸・金粉蒔絵

【屋  根】雨ブタ付き(金具あり)

【下  段】一つ引き出し(花鳥・金粉蒔絵)

【風呂蒔絵】蓮水・粉蒔絵と花鳥・粉蒔絵

【特  徴】彫り部分と金具を消し仕上げにすることにより、荘厳の中にも気品のある落ち着きが生まれました。 朱の色はあえて明るすぎず濃くすることで、色のメリハリと落ち着きがあります。 全体として贅沢なほどにバランスのよい造り、且つ見栄えに仕上がりました。


50代 軸三方開き

【宗  派】浄土真宗(東)大谷派

【板戸蒔絵】親鸞聖人・金粉蒔絵(他に蓮水など各種描けます。)

【軸の蒔絵】蓮水・金粉蒔絵

【前ランマ】金粉仕上げ

【霊  具】龍・金粉蒔絵

【屋  根】雨ブタ付き・金粉仕上げ(金具あり)

【風呂蒔絵】山水・金粉蒔絵

【寸  法】高さ5尺2寸3分(159cm)、巾:2尺7寸(82cm)、奥行:2尺2寸(67cm)

【特  徴】当社で製作する50代の中では最上級と言っても過言ではないほどの繊細な造りです。 蓮水の描かれた軸が両側を引き締め、絶妙なバランスで美しさを引き立てます。 要所に金粉仕上げを施し、落ち着きのある荘厳を引き立てます。


100代 前開き
【宗  派】禅宗系

【板戸蒔絵】蓮天・金粉蒔絵(他に蓮水など各種描けます。)

【屋  根】雨ブタ付き(金具あり)

【風呂蒔絵】鶴・金粉蒔絵

【特  徴】小柱の前側2列を切り柱にすることで、大きな御本尊を納めることができます。 鮮やかな朱色が効いており、全体として華やかに仕上げました。

ご提案シート

このように特別な注文の場合、個々のお客様とのご相談の後、いくつかデザインシートを作成します。

実際に設置する場所の寸法を測らせていただいて、どのような見栄えになるのか分かるように製作します。


花台や御簾を設置することで、広いスペースにもバランス良く納めることができます。

小さな御仏壇でもアイデア次第で見栄え良く、そして機能的に設置することができます。

床の間を仏間にし、『20代前開き』を設置した時の設置案です。 両脇にオリジナルの花台を配置し、御簾を下げることでバランスの良い仏間になりました。

実際に製作した特注の花台です。

引き手が付いており、写真やお供物を置くことができます。

引き出しに消耗品などの収納もできます。


仏間の寸法や造りは、それぞれのお宅で異なります。

よって、このような簡単な図案を出させていただき、どのような見え方をするのかお見せします。

そこから肉付けし、御仏壇の仕様や仏具の設置案を出していきます。

また、お客様によっては本来仏間ではない場所に設置する場合もありますので、その時は実際に設置した時のイメージがしにくく、こういった提案が特に重要になります。

ご予算やご要望によって、30代用の仏間に20代を設置する場合、また、100代用の仏間に30代を設置する場合など、状況に応じて分かりやすく提案させていただきます。

どのような仕様にすれば見栄えが良くなり、お客様のご要望に応えていけるかを考えます。